「次世代DeFiプロジェクト」だと期待されたMoonBag ($MBAG)。しかし、プレセール後の状況はというと…なんともショッキングな結末だったのじゃ。
ここでは、100万円がどのようにして“ほぼ紙切れ”になったのか、その仕組みを徹底解説するぞい!さらに、情報プラットフォームであるCMC(CoinMarketCap)の責任についても考察してみたのじゃ!
MoonBagの「売り文句」とは?
MoonBagは「次世代の分散型金融(DeFi)」を掲げ、以下のような甘い蜜で投資家を惹きつけたのじゃ。
- トークン価格がステージごとに上昇:プレセールの初期価格は $0.0001、最終ステージでは $0.0010 に!早期参加者は「安く買って高く売れる」と信じ込まされた。
- 年利88%のステーキングAPY:資産を預けるだけで、利益が次々と生まれる仕組みを約束。
- 大規模なマーケティング展開:TwitterやTelegramで「儲けた人の声」を強調して宣伝。プロジェクトの未来を明るく見せかけた。
しかし、この「夢のプラン」がすべて泡となるのは、時間の問題だったのじゃ…。
プレセール後の現実:100万円が7,576円に…?
MoonBagは2024年10月にプレセールを終了し、UniswapやLBankでの上場を果たした。しかし、その後の価格推移を見ると…
- プレセールの仕組み
- ステージ1:$0.0001
- 最終ステージ:$0.0010
→ プレセールで集めた資金は約 290万ドル に達したと言われておる。
- 上場時の価格
- 初値は $0.0001796!
これはプレセール最終価格($0.0010)から 約82%の暴落。
- 初値は $0.0001796!
- 現在の価格(2025年1月)
- $0.00000758(プレセール初期価格以下)。
→ 100万円を最終ステージで投資した場合、7,576円に減少してしまったのじゃ…!
- $0.00000758(プレセール初期価格以下)。
資金を抜き取った仕組み:ラグプルの可能性大
MoonBagプロジェクトの「資金持ち逃げ(ラグプル)」の手口を解説するぞい。
仕組みその1:プレセール詐欺
プレセールで大量のトークンを販売。価格が段階的に上昇する構造を採用し、投資家を次々と引き込む。
投資家たちは、「上場後には利益が出るはず」と信じて購入した。
仕組みその2:流動性プールの持ち逃げ
上場後、プロジェクト運営チームがUniswapやLBankでの流動性プールから資金を引き抜き、投資家がトークンを売ろうとしても買い手が見つからない状況を作り出した可能性がある。
仕組みその3:ウォレット接続の悪用
ウォレット接続時に悪意のあるコードを仕込む手口も報告されておる。これにより、ユーザーの資金が盗まれた可能性も。
CMCは共犯なのか?
MoonBagはCoinMarketCap(CMC)にリスティングされていたため、投資家の信頼を得る一助となったことは間違いないのじゃ。
しかし、CMCは以下の立場を取っている:
- 直接的な詐欺への関与は否定:CMCは「情報提供のプラットフォーム」であり、プロジェクトの実態を検証する義務はないと主張。
- 審査の甘さは否定できない:これまでも、詐欺プロジェクトがCMCに掲載されるケースが報告されている。
結論:間接的責任はある
CMCが厳格な審査体制を取らず、詐欺プロジェクトにリスティングの場を与えたことは、結果的に投資家に被害を広げたとも言える。


【MoonBag事件】動物たちの激論会!詐欺プロジェクトを巡る大激突!

「これは典型的なラグプル詐欺だな。投資家心理を利用し、プレセールの段階から仕組まれた計画が見て取れるぞ。特に流動性プールの引き抜きが決定的だ。お主、この辺りはどう思う?」
「僕はやっぱり、もっとかわいそうな投資家さんたちの気持ちが気になるよ…。100万円がたったの7,576円だなんて、ショックが大きすぎるよね…。みんな、騙される前にもっと気をつけなきゃだよ!」
「ヒィ~!これはCMCの審査が甘すぎたせいだと思うよ。CMCに載れば信頼できると思っちゃうのが普通だよね?だけど、上場しているからって安全とは限らないって、みんなが知らないのが問題なんだ!」
「どれも的を射た意見じゃな。詐欺師たちは巧みに『信頼』を利用する。MoonBagが甘い蜜をばら撒いた裏には、確実に『お金を吸い取る構造』があったのじゃ。CMCも含め、プラットフォーム側にもっと厳格なチェック体制が求められるのではないかの?」
投資における教訓
- 冷静に情報を精査する:プレセール価格やAPYなど、過剰に利益を謳う案件には疑いを持つこと。
- プラットフォームに頼りすぎない:CMCなどの情報源は参考にすれど、信頼しすぎないこと。
- 分散投資でリスク軽減:一点集中の投資は損失時の痛手が大きい。複数の案件に分ける工夫が重要じゃ。
くままとめ
MoonBagは、多くの投資家の期待を裏切り、資金を消失させた詐欺プロジェクトの典型例として記憶されることじゃろう。
- 投資家はプレセールの甘い言葉に警戒心を持つこと。
- CMCのような「信頼されているプラットフォーム」も盲目的に信じてはいけないこと。
暗号通貨投資は魅力的だが、その分リスクも大きい。くれぐれも慎重にリサーチして進むのじゃぞ!