3月26日に開催される高松宮記念について、各馬の調子や注目点、考えられる展開について分析します。
まず、注目馬の1頭であるウォーターナビレラについてです。前走は体重増が気になるとされましたが、今週の追い切りでは絞れているという好感触が得られました。
また、騎乗する吉田隼人騎手は、この馬での勝率が100%ということもあり、折り合いが良く、展開次第で先行からでも足を残す可能性が充分あります。この距離なら余裕かもしれません。内枠からの押切りも充分考えられます。
また、ブリンカーを初めて装着してのレースとなることも注目されます。
この馬のローテは中距離⇒中距離⇒1400⇒1200(短縮)と、適性がなかったなかで、叩きを入れた高松宮記念であり、ここは3着内を確保したいところでしょう。
メイケイエールは?
注目馬の中でも特に好調とみられるメイケイエールについてです。
この馬は追い切りで抜群の調子を見せており、折り合いをつけることができれば勝つ、ただそれだけです。それが難しいのかもしれませんが、普通の馬なら1倍台人気でもおかしくはないでしょう。
ナムラクレアも当然侮れません。
その他は?
その他、トウシンマカオ、グレナディアガーズ、ウインマーベルも調教は良い。ただ、3頭とも後方からの競馬となることが予想されます。一方、前回覇者のナランフレグはフロックではないことの証明の意気込み、体重も前走は重かったが、あくまでトライアル。……とはいえ、ナランフレグが連覇するにはきれいなイン差しが決まらないと難しそう。
道悪に強いと考えられるキルロードも注目されます。ロータスランドも展開次第では好走でしょう。
買い目
以上のように、高松宮記念は多彩なタイプの馬が出走することから、展開が鍵を握るレースとなることが予想されます。
安定的な折り合いとしては、良くも悪くもウォーターナビレラ。先行力はあるのでそこをどうするかだけ。
高松宮記念は天候も気候も難しく、去年も大荒れ、今年も同じような雰囲気を感じますから、狙い過ぎず手広くで行きます。