【AUDCAD】※4/19追記※4月17日からのAUDCADの動きについて。

基本的にXAUUSDの動きと資源国のAUDやCADは連動しますが、AUDCADについては、それ自体が相関をもつものではありません。

しかし、XAUUSDの反落をうけ、AUDCADも大きく下落しました。AUDがより金と相関性が高いということも透けて見えるようです。

チャートにおける評価

まず、金の反により、AUDCADのレベルが今までのサポートレベルである0.905付近を下回りました。テクニカル的には短期・中期では下落ですが長期では上昇、見た目的にはレンジ相場ということで、どちらかというとオーバーシュート(はみだし)の印象があります。

観点としては赤い55日移動平均線を下回った時を第一波としたとき、第五波がこの場所となります。

このようにフィボナッチリトレースメントを上下に引くと、それぞれのポイントでの反発がわかります。

現在はオーバーシュートしている状況なので、おのずと反発の可能性はあり、これは政治的事象というよりは、テクニカル観点と言えるでしょう。

AUDの基本的特徴

  1. 米中関係の影響 オーストラリアはアジアとの貿易が盛んな国であり、中国が最大の貿易相手国です。そのため、米中貿易戦争などの米中関係の緊張が高まると、オーストラリア経済にも影響を与える可能性があります。また、中国との関係改善が進むと、AUDにプラスの影響を与えることがあります。
  2. 内政不安 オーストラリアでは、選挙や政治家のスキャンダル、環境問題や移民問題など、様々な内政問題が存在します。これらの問題が深刻化すると、政治的不安定感が高まり、投資家のリスク回避行動につながることがあります。
  3. 財政政策の変化 オーストラリアの財政政策が変化すると、AUDに影響を与えることがあります。例えば、税制改革や財政出動など、財政政策が緩和的になると、景気刺激につながり、AUDにプラスの影響を与えることがあります。
  4. 金利政策の変化 オーストラリアの中央銀行であるオーストラリア準備銀行(RBA)の金利政策が変化すると、AUDに影響を与えることがあります。例えば、金利引き上げが予想されると、AUDの需要が高まり、価格が上昇することがあります。

CADの基本的特徴

  1. 米カナ関係の影響 カナダはアメリカとの貿易が盛んな国であり、両国の関係が悪化すると、カナダ経済にも大きな影響を与える可能性があります。また、米国の通貨政策や金利政策の変化が、CADの価格にも影響を与えることがあります。
  2. 原材料価格の変化 カナダは、石油や天然ガス、金属鉱物などの原材料の輸出国として知られています。原材料価格の変動が大きい場合、カナダの経済に大きな影響を与えることがあります。例えば、石油価格の急落などは、カナダの石油業界に深刻な影響を与え、CADの価格にも大きな影響を与えることがあります。
  3. 内政不安 カナダでも、選挙や政治家のスキャンダル、環境問題や移民問題など、様々な内政問題が存在します。これらの問題が深刻化すると、政治的不安定感が高まり、投資家のリスク回避行動につながることがあります。
  4. 金利政策の変化 カナダの中央銀行であるカナダ銀行の金利政策が変化すると、CADに影響を与えることがあります。例えば、金利引き上げが予想されると、CADの需要が高まり、価格が上昇することがあります。

豪中関係は回復の兆し

ロイターでは、「ワールド2023年2月28日2:31 午後2ヶ月前更新
アングル:豪の対中輸出に回復の兆し、外交関係の修復進む」としています。有事の状況であるため、資源国が優位に立つことは間違いなく、地政学的リスクとしては豪はカナダと同格か、有利にことが運ぶ可能性があります。

関連指標

関連指標としては、さっそく月曜日の指標があります。

2023年04月17日(月)
21:30 カナダ

カナダ・国際証券取扱高 02月

Star fillStar fillStar emptyStar emptyStar empty -15.4pips 42億カナダドル
21:30 カナダ

カナダ・卸売売上高 02月

[前月比]

Star fillStar fillStar emptyStar emptyStar empty +11.0pips 2.4%

この時間はアメリかの指標もあり、多少揺れるかと思います。

まとめ

今回AUDは金の反落から端を発していますが、金はまだ上昇余地があると考えられます。
にわかに米利上げ観測から金が下落したことはわかりますが、相関性のある他の通貨として見られているBTCは上昇基調です。

したがって金もある程度反転はするかと思います。また、AUDCADはリトレースメント的には第五波の最後段階のオーバーシュートであり、その揺り戻しもあることでしょう。

来週のAUDCADは基本的には上目線で見ていきたいと思います。

4/19追記

あまり動きが少ないですが、0.90を超える動きを見せました。指標に関する動きを経ても0.9を超えているものの、好位ではないため、ロングポジションは手じまいどころと考えます。

FX

【EA】WallStreet ASIA MSEの設定ファイルをやっと公式からもらえた。検証には時間がかかりそうですが。。
WSFRの過去最高峰スペックを体現しているASIA MSEだが、この設定ファイルについては謎に包まれいました。 単に聞いても、なぜかはぐらかされるばかりで、しかしデフォルトだと再現性がいまいちであるような気がする。 MSEについては、デモではあるがその破壊力は随一といっても良いでしょう。(無論、深くEAを研究・検証される方にとっては、まだまだ優れたものもあるようですが、、) マイナスの月はなんと28か月中1か月… 現状、そだしはといえば、実のところを言えば仮想通貨に気を取られており、実稼働はStakingが完了したころから始めていきたいと考えているため、こちらの本格検証には多少の時間を要しますが、少々お待ちいただければ幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願いします。

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