金価格と米国金利の間には、一般的には強い相関関係があります。金利が上昇すると、債券や預金などの金利ベースの投資商品が魅力的になり、金への需要が低下するため、金価格が下落する傾向があります。
逆に、金利が低下すると、金への需要が高まるため、金価格が上昇する傾向がありますが、一概には言えず、また今週の金(のみならず多くの通貨のクロスドルに関する)騰落については、テクニカルや買われ過ぎなどのオシレータの側面を感じるところではあります。
結論:金とAUD/NZDについては相関性はほぼない
AUD/NZDと金の相関性は一般的には強くなく、直接的な関係性はありません。これは、オーストラリアドル(AUD)とニュージーランドドル(NZD)が両方とも商品通貨であり、金価格が上昇する場合には、オーストラリアやニュージーランドの両国の金鉱山が生産を増やすことにより、AUDやNZDの需要が上昇する可能性があるからです。
つまり、より詳しくは、金はそれぞれの通貨との相関は認めうるが、AUD/NZDという複合的な価値についての連関はないということです。
ただし、短期的には、金価格の上昇が投機的なトレーダーによってオーストラリアドルとニュージーランドドルの需要を上昇させることがあります。この場合、金価格の上昇に伴い、AUD/NZDの価格が上昇する可能性があります。ただし、このような影響は一時的なものであり、長期的には基本的な要因が通貨価格に影響を与えるため、AUD/NZDと金の相関性は限定的であると言えます。

一歩言う、今般の金の乱高下は、実際にAUD/NZDに影響を与えることはなく、AUD/NZDの現状はテクニカル・ムーブメントを堅持した状態です。
5月2週からの見通しは?
テクニカルの動きが強い印象です。
AUD/NZDについては、4Hの下落チャネルのボリンジャーバンド反転と21日移動平均線を強く踏み切ったことから、躍進の可能性があります。調整上昇というべきかもしれません。
ガートレーパターンで考えると、0.618に近い節目ポイントも見えるので、一旦上昇傾向と捉えても不思議はないでしょう。
