【フランキンセンス】あらゆる宗教や呪術で重要視される最強級の物質、香水にも用いられている。

フランキンセンスの概要について

フランキンセンスは、乳香の木から採れる樹脂を原料とした香料で、「真の薫香」を意味します。別名はオリバナムやルバーンで、世界中で神聖な香りとされています。 
フランキンセンスは、柑橘系のフレッシュさのにスモーキーでスパイシーな鋭さもあり、なかなか個性的な香りです。
古代エジプトの神殿や、一部のキリスト教の教会では、フランキンセンスが場を浄化する聖なる香りとして焚かれてきました。イエス誕生の時、東方の三賢人が贈りもの(黄金、乳香、没薬)にしたなど言い伝えがあります。
クレオパトラや楊貴妃が愛用したともいわれ、香料の中で最も古い歴史を持つ香りです。現在でも、香木を焚いたその煙が人々の願いを神に届けるとして、教会や寺院で使われています。
フランキンセンスは、精神を落ち着かせる深く穏やかな香りで、精神の安定や呼吸器系のトラブル改善に優れています。また、スキンケアにも定評があり、収れんや炎症を得意とすることからエイジングケアとしても浸透しているようです

フランキンセンスの呪術・宗教的背景

フランキンセンスは、古代から現代にかけてさまざまな宗教や呪術の儀式で使用されてきました。フランキンセンスの使用は、異なる文化や信仰体系において異なる地位や重要性を持っていますが、いずれにしても共通点があるのが興味深い点です。

キリスト教

フランキンセンスは、キリスト教の儀式や礼拝で一般的に使用されます。古代の聖書において、フランキンセンスは贈り物や聖なる香りとして言及されています。特に、三博士がイエスの誕生を祝福するために贈ったとされる「黄金、乳香、没薬」の三つの贈り物のうちの一つが乳香(フランキンセンス)です。

イスラム教

フランキンセンスは、イスラム教の伝統的な儀式や礼拝で使用されています。特に、イスラム教の祈りの際に焚かれる香や香水として利用されることがあります。また、フランキンセンスは清浄化や精神的な浄化に対する象徴的な意味を持っています。

古代の呪術と宗教

古代の文化や宗教では、フランキンセンスは神聖視され、神聖な空間や儀式での儀礼的な焚き香として用いられました。古代エジプトや古代ギリシャ、ローマなどでは、神聖な儀式や祭典での香りとして重要視されました。

現代のスピリチュアリティ

現代のスピリチュアルな実践やホリスティックな健康ケアにおいても、フランキンセンスは癒しや浄化のために使用されます。瞑想やヨガのセッション、エネルギーワークなどで香りとして使われ、精神的な安定や調和を促すと信じられています。

つまり

フランキンセンスの地位は文化や宗教によって異なりますが、どの時代においても神聖視され、清浄化や精神的な浄化、祈りの儀式などにおいて重要視されているかなり”すごい”物質であるといえます。

フランキンセンスを燃やすことの意味

フランキンセンスによってタリスマンを燃やしたりすることの意味については、以下のように考えられます。

浄化と清め

フランキンセンスは浄化や清めの象徴と見なされることがあります。

タリスマンをフランキンセンスで燃やすことで、物品や空間を浄化し、悪いエネルギーや邪気を取り除くと信じられています。

祈りと瞑想の強化

フランキンセンスは古くから祈りや瞑想の儀式で使用されてきました。

タリスマンをフランキンセンスで焚くことで、そのタリスマンに込められた意図や祈りがより強化され、宇宙へと送り届けられると信じられることがあります。

霊的な保護と力の付与

フランキンセンスは、霊的な保護や力の付与に関連すると考えられています。

タリスマンを燃やすことで、そのタリスマンに宿る霊的なエネルギーが解放され、保護や力が個人に注入されると信じられることがあります。

神聖な犠牲と捧げ物

タリスマンを燃やす行為は、それが神聖な対象や神聖な存在に捧げ物として捧げられると解釈されることもあります。

この行為は、神聖なつながりを強調し、神聖な存在への敬意を表すものとされます。

相乗効果

タリスマンを燃やす行為自体が神聖なる神への捧げであることから、フランキンセンスを用いることはさらにプラスに作用するものと思われます。

真の実力を引き出せるのは、それを知るキャスターのみ

魔導師によると、

The frankincense has the power to eliminate all kinds of negativity. The one should know which and how the talisman has to be burnt. It’s only casters know about it

つまり、フランキンセンスはあらゆるネガティビティを取り除く力があるが、タリスマンをどのように燃やすかを知らないといけない。そしてそれを知っているのはキャスター(魔導師、魔術師)だけけだ。とのこと。

正式な術式で使うにはそう簡単ではないような気もしますね。

フランキンセンスと香水

フランキンセンスのミドル~ラストノートの香りを纏っている方は最近多いように感じられますが、香水においてもフランキンセンスが多く利用されているような印象を受けます。

高級ブランドの香水にも用いられていることと、精神作用にもプラスに働くこと、殺菌作用などから、特に最近では広く使われているようです。

特にスパイシーでスモーキーな柑橘!

という香りを感じたのであれば、それはフランキンセンスの香りである可能性が高いです。一度精油を購入し、その香りを探ってみれば、その香りをよく感じられることでしょう。

香水として身にまとうことは精神的な作用としてプラスに作用することが多く、また特段の禁忌もないことから、男女問わず身に着けて良いかもしれませんね。

フランキンセンスの乳香

フランキンセンスの乳香は、ミルクオリバヌムとも呼ばれます。

これは特定のボシウェリア属の樹木から得られる樹脂のことを指します。通常、この樹脂は樹木に傷をつけ、そこから滲み出た液滴が固まってできるものです。

この硬さは砂や石の如くであり、ねばねばした感じではなく、想像以上の個体です。

「乳香」という言葉は、フランキンセンスの樹脂が固まってできる粘り気のある性質を指しています。

この樹脂は通常、淡い乳白色から淡黄色をしており、これが「乳香」と呼ばれる由来ではありますが、砂自体はややオレンジがかっています。

ミルクオリバヌムの使い方

固形となったものについては、なかなか使い方が難しいです。燃やすこともできますが安全とも言い難いので、一般的には、香り袋やポーチに入れるのがよいでしょう。

最もおすすめなのは”アロマ”

フランキンセンスの精油をアロマとして楽しむことが

  • リラックスとストレス軽減
  • 瞑想や精神的な浄化
  • 抗菌・抗ウイルス・抗悪霊
  • 若返り効果・美容

などの効能をがあるため、一番良いようにも感じるところです。また、フランキンセンスオイルマッサージは病気のストレスや疼痛緩和に良いともいわれています。

古代宗教から魔術、そして現代のスピリチュアルをも股にかける最強物質「フランキンセンス」

普段使いにも特別なシーンにも。良かったら覚えて帰ってください。

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