「県産材 補助金」 と出るとトップに上がるのは、ふくいの住まい支援事業です。
もっぱら新築ですが(リフォームも対象になる自治体もあります)、このメニューを使うだけで、10~50万円の支援を得ることができます。木材の価格にもよりますが、50万円の補助は大きいですね。
この補助金は(おそらく毎年)財源が枯渇するまでなので先着順であるところは注意ですが、申請が通って交付指令がでれば、枠は確保できますので、早めがいいと思います。あるいは、申請が少ない場合、条件が緩和されることもあります。(記事投稿のタイミングは1月で今年度中の竣工は難しいので、来年度がいいかもしれません)
※制度は常に見直しがかかりますのでご注意。
□ 県産材の使用量1m3につき1万7千円を支援します(上限50万円)
ふくいの住まいの補助には上記のように、上限50万円とあり、これはかなり手厚いといえるでしょう。ところで対象者は工務店などとしていますが、県内に限定しているとは限りません。
たとえばとちぎ材の家づくり支援事業費補助金については、施工業者は圏外事業者も対象となっています。
申請は単純
工務店が補助対象事業の施工を行ってくれるかどうかを確認→OKの場合、依頼をする。
(多くの工務店は県内の流通の取り扱いしかないかもしれませんが、頑張ってくれるところもあるかと思います。問題は配送コストとの兼ね合いなので、あまり遠すぎると補助金との釣り合いがとれない場合があるかもしれません)
ちなみに、住宅補助としてはクリーンエネルギーを利用するシステムにも補助が出ます。一条工務店のZEHなどが有名で、これは一条が手慣れている補助形態です。
あらゆる補助メニューを知悉している工務店に御願いするのが一番と言えるでしょう。
申請のハードルは低め
基本的には工務店向けの補助になっているので、間接的な割引というイメージですが、申請者に直接給付される場合もあります。いずれにしても申請ハードルはそこまで高いわけではありません。
床材に使えばOKというところもありますが、今回は柱や梁に使う構造材も使用してほしいという条件が付される場合もあります。
いずれにしても、
- 床材の場合は床面積の平面図、構造材でしたら構造材の数、寸法(WDH)、本数などを表す必要があり、
- 県産材であることの証明書、対応する納品書
- 施工後の写真
があれば基本的には足りるものと考えられます。個人の場合でも頑張ってかき集めることは可能かと思いますので、一つご参考にしてみてはいかがでしょう。
Written byそだし