さて、先の記事からローソク足も2つばかりそだってきたところ。供給量も増え、本線のチャネル復帰のチャンスが増してきた。
特にローソク実体がピンクのEMAを越した場合、その威力は発揮されるのではなかろうか。
現在BTCは42500レベルへの回復を見せているところ。マーケットキャップの回復と比較するとBTCの回復割合は大きい。
確かに、市場のニュースはポジティブではない。SECはETHのETFの決定を延期したし、米国は没収されたビットコインを1億ドル以上売却する予定もある。グレースケールはBTCを売り続け、過去10日間だけで44億ドル以上を清算した。
ただ、これらのフェイズが過ぎたとしても、ブラックロックとフィデリティの積み増しの方がまだ攻勢であったという見方も出てくる。逆に言えば売り材料の出尽くしともいえる。売りを食い尽くしたときにBTCが42500ドルレベルだとすれば、大したものである。
なお、今はBTCのドミナンスが上がってきている。他の通貨の回帰はやや鈍い印象であるが、「先ずは隗より」BTCが回帰的にその他の通貨が回復してくるであろう。(下のチャートはBTC、21EMAへの強い反発が進んでおり、チャートシグナルはグリーンだ。)