一部美容界隈では、ダーマローラがダーマぺンより肌を削るというようなことが示唆されていますが、それは嘘だと思います。
その理由を如何に記します。
理由:微細であるため、ほぼ影響がない
ダーマローラは、微細な針を使用して皮膚に微小な穴をあけ、その穴から美容成分を浸透させる美容法です。穴の大きさは、使用する針の長さによって異なりますが、通常、0.25mm〜1.5mm程度の長さの針が使用されます。
この大きさの穴は、通常の肌の再生力であれば簡単に修復できますので、原則的には大きな削り傷を負うような心配はありません。
問題:肌荒れや炎症、相性など
ただし、ダーマローラの針が太く、長く、密集している場合は、長期間セッション時間でのダーマローラ使用は、ダーマペンに比べてより多くの刺激を与える可能性があります。
そのため、ダーマローラはより肌に刺激を与える可能性があり、肌を削るという表現が使われることがあります。
ただし、肌の状態によっては、ダーマローラを使用することで肌荒れや炎症を引き起こす可能性があるため、あくまで適切な使い方(往復しない、こすり過ぎない)をすることが重要です。
結論
適切な使用方法に従って使用すれば、ダーマローラでも肌を傷つけることはありません。最適な針の長さ、密度、セッションの頻度などに関しては、皮膚科医やエステティシャンに相談することをお勧めします。
具体的には、
- 往復させない
- 1回あたりの回数を15回まで上限にする
- CICAクリームを用いる
といった方法です。クレーター治療ではなく日常の美肌ケアにおいては、穴をあける量が重要ではありません。浸透させる下地が重要なので、癖になって擦り過ぎないようにすることが大事です。