※注意 この原稿はおもに海外版(英語版)のTradingviewの界隈で適用しうる内容です。日本では商売誘導の気配が少ないので、比較的健全と言えるかもしれません。
TradingViewとは?
TradingViewは、株式、FX、暗号通貨、商品、指数などの市場の価格情報を提供するツールです。多数のチャート、インジケーター、アラート機能、ストラテジー開発機能などを備えています。また、TradingViewのユーザーは、自分のチャートアイデアを投稿し、共有することができます。
チャートアイデアについて
TradingViewのチャートアイデアは、その多様性と情報量の豊富さから、トレーダーや投資家にとって非常に有用です。しかし、一部のユーザーは、自分の有料シグナルを売りつけるために、TradingViewのチャートアイデアを利用しています。具体的には、テレグラムなどのSNSでチャートアイデアを誘導し、有料シグナルを売りつけることがあります。
倫理的な問題はないか?
このような行為は、問題といえます。
まず、チャートアイデアは無料で提供されている情報であり、それを利用して有料シグナルを売りつけることは、まさに商業行為であると言えます。また、自分のシグナルを売りつけるために、チャートアイデアを意図的に操作したり、偽情報を提供したりすることもあります。これは、トレーダーや投資家に混乱を招く可能性があるため、誠実でないと言えます。もちろんコストをかけながら多大な研究をし、その成果を披露している素晴らしいトレーダーも存在しますが、多くはシグナル売りつけ型トレーダーであることは断言できます。
さらに、トレーダーや投資家にとっては、TradingViewのチャートアイデアを利用することが、非常に便利な情報源である一方で、信頼性については個人的な判断によって判断する必要があります。特に、商売人同士が相互フォローや評価をしている場合、その評価が自分自身のシグナルや投資の意思決定に影響を与える可能性があります。これによって、トレーダーや投資家が不適切な意思決定をする可能性があるため、注意が必要です。
相互フォローによる怪しい関係
総括すると、TradingViewのチャートアイデアを利用することは、トレーダーや投資家にとって非常に有用な情報源である一方で、商売人同士が相互フォローや評価をしているという問題があるため、注意が必要です。特に、チャートアイデアを利用して有料シグナルを売る場合もあります。
このような商売人同士の相互フォローや評価は、信頼性があると思われるシグナルを見つけるのに役立つかもしれませんが、その信頼性は保証されません。テレグラムのFXシグナル業界は、信頼性が低いシグナル業者が多く存在しています。そのため、信頼性があるシグナルを見つけるためには、自分で調査や分析を行うことが必要です。
改善される見込みはないか?
また、Tradingviewのチャートアイデアを誘導して有料シグナルを売りつけること自体が問題視されるべきです。チャートアイデアはあくまでも個人的な見解であり、その見解を提供すること自体は問題ありませんが、それを有料シグナルの販売につなげることは、利益追求のために個人的な見解を悪用しているとみなされる可能性があります。
しかし、この風習は長く続いてきたせいか、改善される見込みなどは特になさそうです。いずれは淘汰されると思います。
最終的に、FXシグナルを利用する際には、そのシグナル業者がどのような取引手法を用いているのか、どの程度の利益を出しているのか、その信頼性は高いのか、といった点を細かく調べる必要があります。自分自身で分析や調査ができない場合には、信頼できる情報源から得られる情報を利用することが重要です。
当サイトでは実際に身銭を切って数百のシグナルを検証してきました。そのなかで答えと思われるものに近づいてきましたので、私なりに共有をしてみたいと思います。