※本手法は医学的知見に基づくものではありません。あくまで個人の趣味レベルでの実施にとどめており、それをレポートするものです。訴求を行い、推奨をするものではありません。またこのような方法を用いるのであれば、あらかじめ医師や専門家へのご相談をおススメいたします。
ほくろも取れるが、シミ~イボに利く
皆さまは中国から個人輸入できるシミ・刺青を取るきっとをご存じでしょうか。わずか2000円足らずで入手できる代物ですが、これ自体なかなかの効果的なものであり、それをご紹介させていただきたいと思います。
Aliexpressで販売されているこんなもの。
針先から電流が流れることで、効果的なほくろやしみ、刺青除去が可能とされています。
皮膚の表面から奥までを、
- 角質
- 表皮
- 真皮
と分けた時、もっぱら角質~表皮に存在しているのがしみやイボ、色素の薄いほくろであります。
真皮ともなると奥が深いので、なかなかリスクはありますが、まだ表層レベルのものでありましたら、上記の器具で削りとり、キレイな皮膚を再生することが可能です。刺青に関しても同じ理論だと思います。
医療現場でもやっていることは焦がし
テレビ番組でアインシュタインの河合ゆずる氏などがほくろを除去するという番組がありましたが、ピコレーザーというものを照射してしみやほくろを取るということを目指します。
ピコレーザー(Pico laser)は、皮膚治療に使用されるレーザー治療の一種です。ピコレーザーは、非常に短いパルス幅(ピコ秒レベル)でレーザー光を発射することが特徴です。この短いパルス幅により、レーザー光は高いエネルギーを短時間で照射することができます。
ピコレーザーは、主に皮膚のトラブルや状態の改善に使用されます。例えば、肝斑(しみ)、ニキビ跡、色素沈着、しわやたるみの改善などに効果があります。また、タトゥー除去にも使用されることがあります。
ピコレーザーの特徴的な点は、通常のレーザー治療に比べて短い回復期間が必要なことです。通常、ピコレーザー治療後は、腫れや赤みが数日間程度続くことがありますが、肌のダウンタイムが比較的短いとされています。
短いパルスでのレーザー照射でダウンタイムを短くするということですが、波長はおそらく異なるものの、原理としては同じです。つまりは焼くというこ都だと思います。脱毛も究極をいえば、「毛根を焼く」ことであり、それをどう言い換えるか、という違いになるわけです。
ちなみにこういったほくろの除去のあとに、「ハイドロキノン」などの塗布を推奨されることがあり(→関連記事)、どのような方法をもってしても、一旦表皮を限度にダメージを与え、再生する際にメラニン色素を漂白するということが一般的なようです。
医療的な現場においても、最終的には、手術を要するほくろならばくりぬくことになりますが、そうでない場合は、器具で焼くという手法が一般的のようで、「焦げる匂いがする」のも珍しくはありません。
つまり民間療法的な方法でも安全性・衛生性を期して行えば、いぼや簡単なほくろ除去は可能であることが示唆されます。
流れ
針は細いものを使います。
太いものだと、ほぼ真皮にしか効果がないからです。ただ少しややこしいのですが、細い針だとしても、突き刺した先に電流が流れるということは、ある条件下でなければ発動しないようで、その点については検証中です。
いずれにせよ最初は細い針をエタノールに浸すなど、消毒作業を行ってから、作業を開始します。
気になる箇所に対して複数回針を刺し込み、電流を流すという感じです。器具の電流の強さは10段階ありますが、十分な電流が流れるため、怖すぎて1にしか設定できていません。しかしそれでも充分であるような気がします。
強烈に治療する場合は、皮膚に塗る麻酔を塗布することになるでしょう、これはオオサカ堂などの個人輸入で入手できますが、
本格的にやるということはそれ相応のダウンタイムもあるということなので、夏場の場合はしばらく屋外行動は避けた方が良いレベルになるでしょう。
ケアとして
ケアとしてはハイドロキノンがベースになると思います。トレチノインなどは皮膚のターンオーバーを促しますが、すでに傷ついている皮膚にするべきかは個人的にはわかりません。ハイドロと高濃度ビタミンC溶液、皮膚の回復のためのCICAクリームなどでいいと思います。
また市販のケシミンやメラノCなどもいいと思います。ともかく、回復期は表皮層に残ったシミにアプロ―チしやすくなりますから、攻撃の手を緩めないことが大事だと思います。
その他
昔そだしは、一旦傷をつけたところにイボコロリを塗布するという危険行為を行っていたことがありました。これは私が思春期の頃のだいぶ昔の発想で、まだイボコロリもCMがあった頃のことです。
イボコロリは塗ってイボを取るという強力な手法です。例えるならば、アロンアルファ(瞬間接着剤)を浸透させ、張り付いた根っこを丸ごと引き抜くといったイメージです。
くりぬいたあとのほくろに塗ると、滅茶苦茶染みますが、この浸透部分が固まって、くりぬけるので、場合によっては真皮までくりぬける場合があり、相当強力と言えるでしょう。
現在はこの方法を検証していないので、推奨はできませんが、昔は効果があった記憶があります。ご参考にどうぞ。