X氏は、過去にトレードに協力的であったメンバーでしたが、2023年のストラテジに問題があったことで、損失のイヤーとなりました。この反省も含め、彼とお話をしました。その対談について、共有したいと思います。
なお、現在 SODASHI(X)として、互助会会員様には配信をしております。
- そだし:2023年は厳しい年でしたか?
- X氏:スマートマネーが相場を崩すことを前提として私たちは投資計画をたてているが、ドルの強さが際立ってしまった。ドルが一方向に動いたことによって、なすすべがなくなった。
- そだし:私は8月頃から、あなたのトレードを静観するようになりました。実際にはトレードを推奨しなかった。
- X氏:それは正解だったと思う。今思い返してみれば、トレードの負けを取り返すために同じ方向へのトレードを繰り返す…それはまるで依存者のようだと自分でも思います。本当は私もしばらく休みたかったが、やはり顧客の存在というのが大きなプレッシャーだった。
- そだし:厳しいことを言えば、顧客の存在に冴え耐えられないメンタルだということですか?
- X氏:半分はイエス。しかし、私は他方でトレードに関するあらゆる口座をオンラインや実地で訓練を受けた。その証明書もある。私は年度の後半では、R:R(リスク:リワード)をよりイントラデイ(日中取引のレンジ)に合うようにもアジャストし直した。私の今までのトレードは、レンジ相場の反転を狙うといったものであり、なおかつその価格比率(R:R=1:5など)が大きすぎたという傾向があった。
- そだし:つまり、あなたは投資をしていた傍らで、自らの研鑽を積んだということですね?
- X氏:はい。それには膨大なお金がかかりました。自らの資産構築態勢がままならないなかで、このような訓練を受けるのは、覚悟がいりましたが、仕方のないことです。結果は2024年に出せると思います。
- そだし:2024年の今のところ、強い結果となっていますね。そして、いつにもましてRR比率についてを強く意識している。
- X氏:1月17日のトレードなど、AUDUSDで2回立て続けにDDを食らってしまったので、すべてうまくは行っていない。
- そだし:しかしそのなかで、「最新のデータでDXYは急速に値を上げ、セットアップは再び乱れた。明日からのロンドン、NYシーズンは辛抱強くチャンスを待ちたい。3Rの損失は1ポジションでも補える損失なので、慌てず我慢を続ける。今日は他にシグナルは出ないだろう。」と、冷静な判断を下しているのは、今までのあなたにはない姿勢だと思う。
- X氏:はい。確かに今までの私であれば、トレード中毒になっていたかもしれません。加熱する相場を俯瞰し、冷静になる力を身に着けたと思います。
- そだし:確かに現状において、多くのトレーダーが大きな損失を抱えているといっても過言ではありません。今回のトレードはとりわけ難しかったようなので、確かにあなたは損失をもたらしたが、この判断は必ず大きなベネフィットになると思う。
- X氏:ありがとう。
- そだし:何か伝えたいことはありますか?
- X氏:私は昨年のリカバリーのために一生懸命に研鑽をしてきた。今ではバックテストの結果、持続性のあるトレード手法を身に着け、それを披露しようと試みている。あらゆる方にチャンスを与えたいし、私もその一人だと思っている。私はもはや挑戦者にすぎないかもしれない。然し、大きく羽ばたいていけるよう、志をあらたかにしたい。
- そだし:ありがとうございます。
総括
X氏は確かにトレードを知っているわけですが、トレンドに対する頓着は薄かったと思われます。その結果成果は出なかったのですが、今後のトレードにおいては、自らの本領が発揮できるように努めるということで、人間的であり過ぎるのもトレーダーとしてどうかと思う反面、だからこそトレーダーとして最高レベルに立ち上がれるという観点もあります。
今後の活躍に期待したいところです。