【FX】EAのバックテストは意味がない?ファンダメンタルズ要素をテクニカルでフィットさせることの不確実性

EA(Expert Advisor)のバックテストは、過去の市場データを使って、トレードシステムやストラテジーの性能を評価する方法です。この手法は、EAのパフォーマンスをテストするための一般的な方法であり、多くのトレーダーや投資家にとって非常に魅力的です。

oban

バックテストの問題

しかし、EAのバックテストにはいくつかの問題があります。まず、バックテストは過去の市場データを基に行われるため、現在の市場状況とは異なる可能性があります。また、バックテストでは、トレードシステムが過去にどのように動作したかを評価することができますが、今後の市場でどのように動作するかはわかりません。

約定速度の問題

さらに、バックテストには、EAのパフォーマンスに関するいくつかの偽の前提条件があることがあります。例えば、バックテストでは、約定が即時に発生すると仮定していますが、実際の取引では約定までに時間がかかることがあります。また、バックテストでは、市場の深さや流動性などの要因が考慮されない場合があります。

ファンダメンタルズの問題

マーケットは、ファンダメンタルズを無視することができません。それをテクニカルに当てはめるのはどうしても不可能なシーンが顕在します。極端な例でいえば、サブプライム崩壊によるリーマンショックにおいて、超円高となったものの、これをフィボナッチリトレースメントや移動平均線などのテクニカル分析と当てはめるには、確かに結果論としては有効としても、その時宜において有効であったとは言い難いでしょう。

したがって、未曽有の出来事に対応しているEAは、その偏向性もあることを考慮に入れる必要があるでしょう。

結論

したがって、EAのバックテストは、EAの将来のパフォーマンスを正確に予測するための信頼できる方法ではありません。

そのため、トレーダーや投資家がEAを選ぶ際には、バックテストの結果だけに依存するのではなく、リアルタイムの取引データや、EAのトレードシステムの理論的背景など、より包括的な分析が必要です。

FX

【EA】WallStreet ASIA MSEの設定ファイルをやっと公式からもらえた。検証には時間がかかりそうですが。。
WSFRの過去最高峰スペックを体現しているASIA MSEだが、この設定ファイルについては謎に包まれいました。 単に聞いても、なぜかはぐらかされるばかりで、しかしデフォルトだと再現性がいまいちであるような気がする。 MSEについては、デモではあるがその破壊力は随一といっても良いでしょう。(無論、深くEAを研究・検証される方にとっては、まだまだ優れたものもあるようですが、、) マイナスの月はなんと28か月中1か月… 現状、そだしはといえば、実のところを言えば仮想通貨に気を取られており、実稼働はStakingが完了したころから始めていきたいと考えているため、こちらの本格検証には多少の時間を要しますが、少々お待ちいただければ幸いです。 引き続きどうぞよろしくお願いします。

続きを読む

【FX】※ご報告※ SODASHIのXとMB(GOLD)テスト稼働をしました。何度もすみません。
【FX】ご報告、UKのテストを開始します。
【SNS】テレグラムが危険視される風潮、TikTokよりましというのはさすがに無理がある!その理由とは?
【FX】初心者様向けプランのトレード自動化サービスをご用意いたしました!

「FX」記事をもっと見る