【競馬】競馬で最も大事なのは二の足・瞬発力・持続力?二の足が出ない馬が伸びることはない。

競馬で二の足が遅い馬が勝率が低いのは一般的には正しいとされています。そして個人的な3ファクターとしては、

二の足・持続力・瞬発力と考えます。

二の足が遅い馬は、スタートや加速に時間がかかるため、レースの序盤で出遅れることが多く、その分、追い込みの仕掛けに力を入れる傾向があります。

しかし、追い込みをする場合は、持久力が必要であり、ラスト1ハロンから2ハロンで瞬発力を見せるとなると、二の足…つまり出足の瞬発力が悪いことと矛盾します。この点は競輪と全く違うので注意が必要です。

競馬のレースのイラスト

二の足・持久力・瞬発力を見極める方法

調教

最も大事なのは調教です。

調教でのタイムは気にする必要がありません、馬の状態と強さは慣れてくればわかります。

馬は基本的にはL1に向けてペースを上げるので、そのペースの上げ方、手前の切り替えなどはかなり重要なファクターになります。

また、他の馬と併せる場合、その馬と比較してどうか、という比較も重要となります。乗り手も重要で、これらは重賞になれば記事になりますので、自身が閲覧した調教内容と、コメントを比較し、状態を検証するのは大事です。

過去のレース成績

過去のレース成績は、比較的重要です。上級者はラップで3F戦(ラストスパート)、4F戦(持久戦)などを見極めるのですが、いずれにせよ上位に食い込むには二の足が遅いと話になりません。

二の足が遅い場合、短距離では捲ることができませんし、上述のとおり、捲る足があればスタートもまあまあ出られるわけです。

基本的にレースを検証する際に抑えておくべきことは、「スタートのL1タイム」「ラスト3Fのタイム」と言えるでしょう。

ラスト3Fも展開やコースによって分解する必要はありますが、ここではこの二つに絞ってシンプルに考えます。

単純にスタートや加速が遅い馬は、出遅れたり、後方からの追い込みが多くなりますが、二の足が出て垂れるケースもあるので、レースの傾向を見る必要は大いにあります。

コースの特徴

スタートが下りと、ゴールが上りになると、活きる足が異なるのは言うまでもありませんが、おおかた、「早く出られて中位に着けられる馬は最後も伸ばせる」という理屈に立脚できます。

距離が長いコースでは持久力が必要となり、短距離のコースでは瞬発力が必要となりますが、これも先行馬のペースによります。

3ファクターの合成

二の足◎+持久力◎+瞬発力◎

このレベルの馬になると当然G1級となります。

最近だとジャスティンパレスなどでしょうか。

二の足×+持久力◎

二の足が悪くて持久力がある馬は、初手が悪くても高いペースを維持することができるため、長距離に向いています。

最近だとボルドグフ―シュなどでしょう・

二の足◎+瞬発力×

二の足が良い場合、逃げの戦略となる場合が多いのですが、ペースが持ったままだと、最後に垂れてしまう場合があります。

この点のレースコントロールは騎手の手腕と言えるでしょう。

二の足◎+瞬発力×+持続力◎

二の足が速く持続力がある馬は、うまい騎手が乗れば先行押し切りも可能です。瞬発力を持つ馬の追随を許さなければ、そこで勝機が見えるからです。

最近ではジャックドールが当てはまり、パンサラッサは持続力△ですが、逃げ戦法が鮮やか過ぎるため、とても良く見えます。

二の足×+持久力×+瞬発力◎

こういった馬が厄介で、後ろでゴールしても上がり最速だったりするケースです。

二の足はある程度ゲート練習や騎手のコントロールのたまものですので、変わり身を期待するほかはありません。

最近だとイクイノックスにもその片鱗、ずばりで言えばルプリュフォールなどが当てはまるでしょうか。

上がりだけは常にとんでもない数値をマークしています。

結論:ここから騎手のファクターも加わるとややこしい

ここから騎手の手腕も問われてくるわけで、非常にややこしいです。

たとえば持続力があるにもかかわらずスローペースで瞬発力勝負にしてしまう騎手など。持続力があれば、逃げて追っ手の追随を撒かなければならないのです。

その点のレースの組み立てまで想像しなければならないのが競馬の難しいところですが、やはりスタートが出なければ難しい。それだけは言えることでしょう。

競馬

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①サンライズジパング ☆ 併せているスマートルシーダの方が強く見えるというのはどうなのか。 しまいの伸びの良さはこの馬の持ち味で、ホープフルSはシンエンペラーの妨害があったが、なければ勝ちも見えていたため、軽視することは難しい。 ②メイショウタバル 〇 時間帯で言えば栗東の悪路で、遣い詰めされた後の馬場で、なおかつ大外での好タイムであることがわかる。 タイムは良いが仕上げ時間帯としては疑問を覚えるところで、ここで気になるのが厩舎戦略。 いままで重賞の勝利が1回のみ、それがメイショウタバルである。毎日杯でようやく重賞勝ちというところで、馬は規格外ながら厩舎不安と鞍上不安がある。 悪路での仕上げは結果的には内の進路取りを意識したことになろうかと思うが、それは結果論かなあ。 もはや一流ともいえる坂井騎手からのイップス濱中騎手は、2着で申し訳ないというコメントしか浮かばぬ。(´・ω・`) 勝てば名馬だが、レース間隔、強い馬に不慣れな厩舎といった諸条件からここがピークになってしまうかも。。一世一代の勝負どころはこの馬も同じ。 ③エコロヴァルツ 消 悪

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